東京創元社刊・定価各800円+税
ひらい&磯田が、語学もできずに |
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オデンセや、後年暮らしたコペンハーゲンを中心にデン マーク各地を旅したイラスト紀行です。 他にはオランダとベルギーも少々。 ●「グリムありますか」は、いわゆるメルヘン街道をグリム 兄弟ゆかりの町々とグリム童話の舞台だと云い伝えられ ている町々を、訪ね歩いたイラスト紀行です。 ●「マザーグースころんだ」はロンドンを起点に、イギリス の伝承童謡マザーグースにまつわる町々を探しながら、 イギリスの田舎町を行ったり来たりしたイラスト紀行 シリーズ第3弾です。 |
いつもこんなスケッチブックに、絵を描いたりメモしたり、 レシートやチケットなどをスクラップして帰り、それらを元 に一冊の紀行本に仕上げますので、イラストがほとんどの作品です |
前3部作から4年後に、新ヨーロッパ・イラスト紀行シリーズ-1として続刊された作品です。
全土が世界遺産のような中世以前の古都イタリア各地を、駆け巡った記録です。
ホラー・イラストレーター、ひらいたかこのたっての願いで(笑)、ドラキュラ伯爵の故郷、
ルーマニアはトランシルヴァニア地方訪問を目的にウイーン、ザルツブルク、インスブルック、ブダペスト、
そしてプラハにも立ち寄ったハードな旅の狂詩曲篇です。
宮沢賢治生誕100周年記念に出版されることになり、
岩手県の花巻市内と盛岡市内他、早池峰山や小岩井農場、大沢温泉など、
賢治が愛したイーハトブを四季を通して4度の旅を行い、
暑い夏も寒い冬も賢治が暮らした足跡を辿り、賢治の面影を追い求めて描き下ろした労作です。
賢治ファンや賢治の作品に興味のある人は、ぜひ読んでみてください。